日本の心を描く第参会紙こより総合墨絵画演習
Fw: 121.30
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From: kk.taiyo
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Sent: Monday, September 05, 2016 10:35 AM
Subject: 121.30
”多聞言葉”シリーズ(探喫‐31)
環境
“環境”と価値観の関係性について考えてみたい。
価値観とは、「思考の枠組み」のことである。人間には、人それぞれの価値観がある。十人十色、まさにその通り・・・。
面白いことに、価値観は人そのものに備わっているだけではなく、時代には時代の、地域には地域の価値観があるのだという。だから、同じ日本人でありながら、江戸時代に生きていた日本人と、現代を生きている日本人では、同じ日本人でありながら、かなり考え方というか常識が違う・・・。また、九州と東北では、やはり違う。
なぜ、そうなのだろうか?もちろんそれは、生まれ育った“環境”が違うからである。つまり、人はみな、“環境”からの影響を受けて生きている。そして、その出逢った“環境”によって身につけた価値観を自分の物差しとして、物事を判断し、選択しながら生きている・・・。
人間は、歳を重ねる度に、様々な“環境”との出逢いを体験する。だとすると、「自分が信じている今の価値観は、いつどこで、どんな出逢いの影響を受けて、身につけたものだろうか?」 「今の自分に最もインパクトを与えた要因は何だったのだろうか?」
しかし、改めて聞かれると答えに窮するのではないだろうか。
人生には節目がある・・・。進学、就職(転職)、結婚(離婚)等など。そんな人生の転機となる体験やそのプロセスの中で、どんな影響を受けて、私たちの価値観は形成されてきたのだろうか。また、多くの読書やセミナー等の勉強会、絵画や音楽の鑑賞、宗教等との出逢いも価値観の形成に大きな影響を与えているように思える。
このように様々な“環境”との出逢いをベースに、今の価値観が形成されてきたのであろう・・・。ただ、私の場合は、仕事という“環境”からの影響が一番大きいという確信がある。その影響力は今でも大きく、今なお日々、価値観の成長を実感している。
仕事とは、「仕」も「事」も「仕える」と読む。そこに、仕事の意味がある。今や死語に近いが、「滅私奉公」という言葉がある。昔は、働く者の倫理・道徳として広く語られ、価値観の形成に強い影響を持っていたようだ。仕事の本質を捉えた言葉だと思う。
仕事を与えてくれる“環境”に貢献するためには、“環境”が求めているもの、需要をしっかり掴むことが重要だ。自らの価値観に捉われずに、“環境”の声に耳を傾けてみよう。“環境”が真に求めているもの、その変化などが聞こえてきそうな気がする。
ビジネスの成功は、“環境”から必要とされている仕事を開発した者によって、享受されるものだ。元々、“環境”から授けられた価値観、環境の進化に貢献できてこそ、その成長も約束されるものだと考える。
(H28.9.5)
Fw: 121.30
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From: kk.taiyo
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Sent: Monday, September 05, 2016 10:22 AM
Subject: 121.30
バルーン(風船・ふうせん)バレーボール、9月のお知らせ
2016・9・3
みなさん元気ですか!
関西大会まであと一か月!!
準備はすすんでますか!?
◎ 8日(木)が大会参加申し込みの締め切りです!!!
10月2日(日)第10回記念 関西大会 舞洲障がい者スポーツセンター
大会案内は主催ASSCから、前年度までに参加したチームに郵送されました。
まだとどかないチームや新参加など検討してるチームの方は、
ASSC・関西大会事務局
TEL・06−6654−5711 FAX・06−6977−8817
PH・090−4294−4806(担当者・真田)か、普及会
に連絡をください。
☆
関西大会に参加・予定のチームへ、高齢者ルールの変更について
前のルールで準備していて、相談などあれば普及会・審判部へ連絡をください。
今年も「重い障がいのある選手が、参加しやすい楽しみやすい、共に生きるを
モットーの“パラレルルール”です。
◎ 2日に、舞洲障がい者SCで「箕面市肢体不自由児者父母の会」夏季レクリの
風船バレーボール体験・講習会が、60余名の参加で行われました。
ボランティアもチーム参加の対抗戦は、笑顔と歓声、ほんきのプレー続きです。
「バルーンプール」は今年は新趣向も、とにかく楽しいと大好評でした。
長居障がい者スポーツセンター・練習日 (参加申込みは、お早めに!)
9月19日(祝・月)11:30〜13:30(2面)
10月10日(祝・月)9:30〜11:30(2面)
⇒ 10月29日(土) 18:00〜20:30(2面)
*
淀川区、東淀川区、大正区、茨木市、島本町、豊中市、京都市の練習に参加したい、
見学に行きたい皆さんは、普及会に連絡してください。
☆ 普及会は「
ふれ愛
♡
ささえ愛
♡
笑い愛
♡
」を大切にしています。
* オペラ(オペレッタ=軽歌劇)!
たまには、オシャレな
鑑賞
!!
9月22日(祝・木)大丸心斎橋店北館14F・大丸心斎橋劇場14:30〜
「風船バレー用品 ◎ お問合わせは、下記にお願いします。
風船(直径40?桃色)1個150− 大阪ふうせんバレーボール普及会 会長 石井勝治
鈴(特製)1個50− 〒533-0033大阪市東淀川区東中島1-17-5-637
空気入(ハンドポンプ)1本600− Tel/Fax 06−6815−3523
*新型・風船ゲージ(四つ折り)1個1,800− (MP-mail)ishiii.
1413 @ docomo. ne. jp
ゼッケン(肩ひも型.NO1〜6.8色)1枚1,050−」 (PC-mail)ishkatsu @ yahoo. co. jp
(日本バルーンバレーボール協会・設立準備室を、普及会事務局内に立ち上げました。)
119.5
”多聞言葉”シリーズ(探喫8‐30)
行動
「人間は一本の葦であり、自然のうちでもっとも弱いものにすぎない。しかし、それは考える葦である」(『パンセ』パスカル著)。
あまりにも有名な、パスカル(1623−1662)の言葉である。宇宙という広大無辺な自然の中で、ほんの一点にすぎない存在・・・。だが人間は思考によって、宇宙を包み込める存在でもある。
先代の頃、経営者に参加して頂いて、『山水会』という勉強会を主催していたことを思い出す。経営者は考える人であり、多くを聞いて学び常に考え抜いて経営の舵取りをすべきであるという趣旨であったと思うが・・・。また、“多聞言葉”シリーズも、その流れから生まれたネーミングである。
昨日の多聞会で、思考と“行動”について次のような話をしたことを反芻している。
「私たちは、つねに思考して、“行動”することを旨としている。しかし昔から言行一致あるいは知行合一の大切さが繰り返し言われているように、思考と“行動”を合致させることはそれほど難しい・・・。そんなとき、どうすればいいのだろうか?」
何故か?考えるに、私たちは自らの思考を思うように自己管理できないのではないか。「こうしようと決めた矢先に、他にもっといいやり方が・・・」と迷いが生じ、望むように考えることができないのである。
人間は、また感情の生き物である。喜怒哀楽という感情は、思考ではコントロールできないものである。哀しいときに、なぜ哀しいのか?考えても、哀しさから抜け出すことはできない・・・。気分が落ち込んだ時に、いろいろ考えても堂々巡りをするだけで解決の糸口さえ見いだせない時がある。
世にいう優れた経営者って、思考と“行動”のスイッチの切り替えがうまい人ではないかと、ふと思う。
松下幸之助さんの「やってみなはれ!」という言葉は有名である。いろんな解釈はあると思うが、要するに“行動”には必ず結果が伴う。やってみて初めて分かることだってたくさんあるという事だろう・・・。それに、思考と違って、“行動”は一歩踏み出せば思い通りになるものである。
チェンジ・オブ・エアという言葉があるが、海外に出ると開放的な気分になって、日常のしがらみがスッーと消えてしまい、大胆な発想が浮かび、いくら考えてもまとまらなかったことが見事に整理できた経験って、誰にでもあると思う。
先送りするぐらいだったら、まず“行動”をしてみよう!“行動”すれば、必ず結果が出る。そこからまた思考してもいいのではないだろうか。
(H28.8.29)