126.20

DSC_2057DSC_2059”多聞言葉”シリーズ(探喫09‐34)

信念

今回のテーマは、“信念”についてである。“多聞

201109141713000

201109141713000

言葉”シリーズにおいても、過去に何度ともなく取り上げ、思考したテーマである。

辞書を引くと、“信念”とは「あることを強く信じて、何事にも動じることがない心」(類語大辞典)とある。様々な意思決定の拠りどころとしての正しい“信念”をどう培うか、芸術家にとって永遠の課題であろう。

今回、改めてこのテーマを選んだのは、ニーチェが“信念”について次のように語っているのに、気付いたからだ。

「“信念”がある人というのはなんとなく偉いように思われているが、その人は、自分のかつての意見をずっと持っているだけであり、その時点から精神が止まってしまっている人なのだ。つまり、精神の怠惰が“信念”をつくっているというわけだ」(超訳「ニーチェの言葉」)。

つまり、自分の意見や主張に凝り固まり、いつまでも拘っていると“信念”というものに変化してしまうのだという。ニーチェは、それを「怠惰から生まれる“信念”」だと喝破している。さすが、ニーチェである。新陳代謝をくり返してこそ、新たな成長もあるのだということであろう。

また、同じような意味合いからであろう、自分を画一化してしまうような「自分の哲学を持つな」と語っている。真摯に受け止めたいと思う。

さて、ニーチェが喝破した「“信念”の罠」を十分に心に留めつつ、改めて芸術家にとっての“信念”の価値について考えてみたい。

小生が大事だと考えている“信念”とは、一念三千論でいう価値ある目的から生じる“信念”である。

その信念の力とは現実を動かす変革力にある。つまり惰性的な日常的行動を是正し、目的実現への持続的で、ゆるぎない行動を呼び起こすところにある。しかも、この“信念”には周囲を巻き込んだ行動を引き起こすという。まさに、芸術家にとって求められるリーダーシップのための“信念”だといえよう。

画家を目指した当初、35年前から掲げている「多聞理念」は、小生の“信念”の源泉である。あらゆる判断の拠りどころとなっており、ゆるぎない行動の源泉である。

多聞理念は、時代の変化と共に、変えるべきなのか否かという議論がある。本来、普遍性の高いものであるから、変えるべきではないという意見が多い。

ニーチェ曰く、「怠惰から生まれる信念」に陥りはしないか・・・。小生は、表現は変わらなくとも、成長と共に解釈の次元も変わり、新陳代謝できるのではないだろうか。

龍鳳 (R元.9.23)70580034_2417940584948998_21199456061882368_n

”多聞言葉”シリーズ(探喫09‐37)

謙虚

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」・・・。

小さい頃から何度となく教えられた諺の一つである。功成り名を成した人たちの中には、人生の教訓や座右の銘としている人も多いという。

改めていうまでもないが、意味は「立派な人ほど“謙虚”である」ということ。人間の性である慢心や傲慢に対する戒めとして、この言葉を受け止めて、今でも習い性として、そう心がけて生きてきているような気がする。

なぜ、この諺を思い返したかというと、最近ある本を読んでいて、次のような問いかけに出逢ったからだ。

「自分が知るなかでいちばん“謙虚”な人を描写してみよう」と・・・。

「いちばん“謙虚”な人?」 この虚を突かれたような問いかけに対して、一瞬「誰だろう?」と戸惑いつつ、真っ先に思い浮かんだのが、松下幸之助さんである。氏は、指導者の条件として多々あるなかでも、「“謙虚”と感謝を知る心を培うこと」の大切さを強調しているのではないだろうか。

次に思い浮かんだのは、伝教大師最澄・・・。なぜ最澄なのかというと、『大愚のすすめ』(山田恵諦 著)という本の中にあった、「愚の中の極愚」という最澄の言葉を思い出したからである。「自分を最低の位置に置いて世界を眺めると、世の中のものすべてが師になる」という意味だったと思う。

さて、二人の名前が思い浮かんだまではいいのだが、書物で知り得ている以上の具体的なイメージや人物像が描写できない・・・。会ったこともない人物であるから肌感覚での具体的な知見に及ばないのである。当然といえば、当然であるが・・・。

そこでもっと身近な人(友人・知人等)に意識を向けると、どうだろう? 驚いたことに、

思い浮かぶ人たちの多くが、実に“謙虚”に振る舞っている様子をイメージすることができたのだ。

では、「その中で誰がいちばん“謙虚”なのか・・・。また、その人の人物像をどう描写することができるのか・・・」 考えても、曖昧模糊としており、なかなか絞り込むことができないでいる自分に気づく。

これは、私自身の怠慢だと気づく。「“謙虚”であることは大切なことだ」と言いつつ、“謙虚”な振る舞いをしている人から、日頃学ぶことを怠っていた証拠ではないか・・・。

「この人はなぜ、こんなに“謙虚”に振る舞えるのだろうか?」「この人は“謙虚”な振る舞いによって、何を得て、何を与えているのであろうか?」

もっと、人間として“謙虚”であることの意味と価値を深く考えてみようと思う。

龍鳳(R元.10.15)

126.10

”多聞言葉”シリーズ(探喫09‐32)

双曲割引

“双曲割引”とは、行動経済学の用語で、「遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない」という。

アメリカのジョージ・エインズリー教授(テンプル大)が唱えた理論だそうで、今までの経済学理論では説明できない非合理的な行動を説明する概念として注目されているそうだ。

人間の意識は、「今すぐできること」の価値を非常に過大評価する傾向があり、「ちょっと待つ」ことでより大きな利益を得る行動が、とても苦手だという。つまり、今すぐにできることを優先してしまう“双曲割引”の心理が働くのだという。

例としてよく挙げられるのが、ダイエットとケーキの話・・・。

さて、「ダイエットの成功」と「ケーキを食べる満足」のどちらが大事だろうか?恐らく、「ダイエットの成功」と答えるに違いない。しかし、その答えには“双曲割引”の心理が無視されている。

つまり、「ダイエットの成功」には長い時間が必要となる。一方、「ケーキを食べる満足」は今すぐに得ることができる。今すぐケーキを食べられる効用には割引はないが、

ダイエットは成功するまでの時間分割引されてしまう。そこで誘惑に負けて、目の前のケーキに手を出してしまうことになる・・・。“双曲割引”の罠である。

芸術や仕事においても“双曲割引の心理が常に働いている。未来絵画のお手伝いをしていると気づかされるのだが、その組織にとって非常に価値あるヴィジョン(長期目標)を掲げてあるにもかかわらず、目先の作業を優先し、形骸化してしまう。

やはり、必要なことは“双曲割引”対策である。どうすれば、その罠から抜け出せるのであろうか?次の2点を参考にしてみよう。

  1. 戦略的思考を鍛えること。(つまり、思考の三原則(長い目、多面的、根幹的)を意識し、大局的な視点をもつ)
  2. もう一つは、成功体験を積み上げること。(つまり、今を我慢すればもっと大きな成果が得られるという体験を重ね、習慣化すること)

これらの思考と行動の習慣化に最も有効なのが「多聞式目標管理システム」であると考える。その仕組みをつくり、運用のお手伝いをするサービスが、未来絵画(=紙こより画)である。そして、その第一歩を踏み出すために用意されているのが、「南蛮の日」(=紙こよりの会・絵画組織8)である。ℛ2年度で第7回を迎える。

余談だが、➀ 男性、➁ 年寄り、➂ 余裕がない人は“双曲割引”が強いそうだ。

“双曲割引”の存在を常に意識し、目先の欲に駆られ、未来を失う愚をなくそう。

内定情報ℜ2年3月11日東日本大震災被災地において紙こよりの会から2名奉納実演会が行われる。蓮華の子1000体と鍬形108体が描かれるとのことでTV局ほか多くのメディアが配備される。DSC_2024

(R元.9.11)aporon3

石井勝治会長

images (2)fusen2バルーン(風船・ふうせん)バレーボール9月のお知らせ  2019・9・3

第13回関西大会、11月3日(祝・日)10時~・舞洲障がい者スポーツセンター

参加のチーム・ボランティア・スタッフは、長居の練習会(下記)に参加して

「ハンデの決め方・ルールの申し合わせなど」を確認してください。

各チーム代表には、大会要項と参加申込書を送付します、ご覧ください。

                                            

長居障がい者スポーツセンター・練習日 (参加の申込みは、お早めに!)

9月16日(祝・月)  13:30~15:30 (2面)=審判・講習もあります

10月13日(日)  15:30~17:30 (2面)=審判・講習もあります

下記地区の練習会、参加・見学したい方は、普及会に連絡ください。

東淀川区、淀川区、豊中市、茨木市、

* 学校・支援学校・事業所・作業所・施設・市民活動など体験会は、ご相談ください。

 

“ ふれ愛 ♡ ささえ愛 ♡ 笑い愛 ♡ ”を大切にしています!

                                                                

報告

1日香川県交流大会「風船バレー」×「卓球バレー」、普及会チームが参加して

来ました。卓球バレーは、初体験でしたが楽しめましたしクラス別で準優勝と、

風船バレーは、初心者チームが多くて普及会チームは優勝しました。

                                                                  

 

* バルーン(風船)は、ゴムの木の樹液から作られた、地球にやさしい製品です。

鈴は、視覚障がいの選手から「もっと心地よい音の鈴に変えてください。」との

ご意見から、東大阪の日本一と呼ばれている特製品を使っています。

 

ホームページができました、「 https://www.balloonvolleyball.org/ 」ご覧ください。

                                                                  

 

  • 普及会は、「一般社団法人 大阪ふうせんバレーボール普及会」として活動します。

 

「風船バレー用品・予算など相談可     ◎ お問合わせは、下記にお願いします。

風船(直径40㎝桃色)1個150-鈴1個50- 一社)大阪ふうせんバレーボール普及会 会長 石井勝治

風船5個750+〒140=890円+8%          〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-17-5-637

風船5個750+鈴4個200+〒205=1155円+8%   Tel/Fax 06-6815-3523

 風船50個入1箱・鈴50個入1袋、別途価格     (MP-mail)ishiii. 1413 @ docomo. ne. jp 

ポンプ600-・ゲージ300-,1200-・ゼッケンは別途」   (PC-mail)ishkatsu @ yahoo. co. jp

(日本バルーンバレーボール協会・設立準備室、普及会事務局内に立ち上げてます。)

singo nakata

”多聞言葉”シリーズ(探喫09‐29)

pipipi緊急入電あり

中津駅のアポロンのヘッドライナ-を務めたNUMBER8が改名します。

9/1R1よりADMIRAL DE NUMBER867652127_2344925542250503_5002769810367447040_n

体験

「経験と“体験”と何がどう違うのだろう?」って、少し気になって『類語大辞典』(講談社)を調べてみた。

経験とは、「実際に見たり聞いたり試みたりして知ること」。一方、“体験”とは、「自分自身で実地に経験すること」とあった。つまり、経験は一般的、客観的であるが、“体験”は個別的、主観的といった感じであろう。

経験上、概ねそのような使い分けをしていたのでホッとした。しかし、『類語大辞典』を改めて見ると、類語がなんと多いことか、その一つひとつをチャンと使い分けできているかというと疑わしい・・・・・。

さて、本日のテーマである“体験”について考えてみたい。

学校教育において“体験学習”ということが盛んにいわれているが、自身の“体験”の積み重ねが自らの人生における習慣や人格形成に及ぼしている影響を考えてみても、非常に大事なことだと思う。

経験を通して、多くの知識や技術を身につけることも大切であるが、咄嗟の判断や対応は“体験”で身につけた感覚ではないだろうか。

どんなことであろうと、多くの“体験”を持つということは貴重である。ここでいう“体験”

とは、何か特別な、大きな“体験”というのではなく、日々の作業を通して考え、行動している小さな、平凡な“体験”でもいい。

大切なのは、その“体験”にどのような意識を持って向き合っているかどうかである。

つまり、その一つひとつの“体験”を自分のことだと真摯に受け止めて、自分の血肉になることを意識して、かみしめて深く味わっているかどうかである。そのような日々の“体験”の積み重ねは、確実に自らの経験値を高め、芸術性の向上にもつながる。

紙こよりの会が実践している『実演会』は、一人ひとりの主体性を引き出すことを目的としているが、自らの“体験”を自覚的につくりだそうとするシステムだと考えてもよいだろう。

あるべき姿と現状との差を明確にして、その差を埋めるための思考と行動(=戦略と戦術)を目標化して、日々の実践スケジュールに落とし込む。自ら“体験”したいことの具体的意思の表現でもある。

絵画組織として『目標管理システム』を活用することによって、「作成~実演~検証」のプロセスを通して、メンバー各人の“体験”を共有化できる機会でもある。つまり、“疑似体験”というシナジー効果が期待される。

(R元.8.26)d_07826184こより

一般社団法人 大阪ふうせんバレ-ボ-ル普及会 会長 石井勝治

70580034_2417940584948998_21199456061882368_nバルーン(風船・ふうせん)バレーボール8月のお知らせ  2019・8・1

“暑中お見舞い”

新しいホームページができました、明るいシステム倶楽部(代表 芦田氏)からの

ご協力により作成、「 https://www.

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

balloonvolleyball.org/ 」ご覧ください。

 

次の11月3日(祝・日)舞洲SCの第13回関西大会に向かって、各チームの関係者・

ボランティア・スタッフは、長居の練習会(下記)に参加し「ハンデの決め方・

ルールの申し合わせなど」を確認してください。

                                            

長居障がい者スポーツセンター・練習日 (参加の申込みは、お早めに!)

8月12日(祝・月)  11:30~13:30 (2面)=審判・講習もあります

9月16日(祝・月)  13:30~15:30 (2面)=審判・講習もあります

10月13日(日)  15:30~17:30 (2面)=審判・講習もあります

下記地区の練習会、参加・見学したい方は、普及会に連絡ください。

東淀川区、淀川区、豊中市、茨木市、

 

* 学校・支援学校・事業所・作業所・施設・市民活動など体験会は、ご相談ください。

 

“ ふれ愛 ♡ ささえ愛 ♡ 笑い愛 ♡ ”を大切にしています!

                                                               

 

* バルーン(風船)は、ゴムの木の樹液から作られた、地球にやさしい製品です。

鈴は、視覚障がいの選手から「もっと心地よい音の鈴に変えてください。」との

ご意見から、日本一と呼ばれている特製品を使っています。

くわしくは「http://www.fuusenvalley.shop/」検索か ⇒QRコード・見てください。 

                                                                  

 

  • 普及会は、法務局より一般社団法人として指定されました。
  • 今後は、「一般社団法人 大阪ふうせんバレーボール普及会」として活動します。

 

「風船バレー用品・予算など相談可     ◎ お問合わせは、下記にお願いします。

風船(直径40㎝桃色)1個150-鈴1個50- 一社)大阪ふうせんバレーボール普及会 会長 石井勝治

風船5個750+〒140=890円+8%          〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-17-5-637

風船5個750+鈴4個200+〒205=1155円+8%   Tel/Fax 06-6815-3523

 風船50個入1箱・鈴50個入1袋、別途価格     (MP-mail)ishiii. 1413 @ docomo. ne. jp 

ポンプ600-・ゲージ300-,1200-・ゼッケンは別途」   (PC-mail)ishkatsu @ yahoo. co. jp

(日本バルーンバレーボール協会・設立準備室、普及会事務局内に立ち上げてます。)

最新の会社情報

一般社団法人大阪ふうせんバレーボール普及会

法人番号: 8120005020858

所在地: 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目17番5-637号

更新: ’19/04/24

法人情報変更履歴

企業情報変更履歴(新設, 名称変更, 所在地変更等)

# 変更年月日 変更内容
1 ’19/04/24 新規登録

会社詳細情報

項目 内容
商号 / 名称 一般社団法人大阪ふうせんバレーボール普及会
法人番号 8120005020858
郵便番号 〒5330033
所在地 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目17番5-637号
最終変更日 2019-04-24
法人番号指定日 2019-04-24