多聞言葉”シリーズ(コハ‐07)
自己欺瞞
紀伊国屋で何気なく手にした一冊の本、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』(アービンジャー・インスティチュート 著)を紹介したい。
第1刷発行(2006年11月5日)だから、ロングセラーとなっている、アメリカで書かれた物語形式の啓発書である。「何気なく・・・」と書いたが、恐らく 「人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!」というサブタイトルに惹かれたのだろう。
「箱」とは、“自己欺瞞”(Self‐Deception)のことである。
「人は、自分の感情(他の人のために貢献したいと思う良心)に背いたときに、自分への裏切りを正当化するために、「箱」に入る。すなわち、“自己欺瞞”に陥る・・・。そうすると、周りの世界を自分を正当化する視点で見るようになるから、現実を見る目が歪められるようになる。つまり、自分自身の問題に気づかなくなり、すべてを他人のせいだと考えてしまう。
人は、箱に入ってしまうと、その自分を正当化するために、他人の粗探しばかりするようになり、周りの人たちまでも箱の中に入るようにしむけてしまい、互いに自分を正当化する集団へと化してしまう。そして、共謀して、互いに箱の中にいる口実を与え合うようになる・・・」
ざっと、こんなストーリーである。“自己欺瞞”の恐ろしさは、感染するところにある。
こんな人間関係の組織で生産的な行為がなされるはずもない。生産性の向上を期待するどころか、まさに、組織存亡の危機である。
“自己欺瞞”という価値観は、自分自身への裏切りを正当化するための道具としてしか、他人を扱おうとしないのであるから、良好な人間関係など築けるはずもないのである。マイナス効果で組織に打撃を与えること、必至である。
どうすれば、この「箱」から脱出できるのだろうか・・・。
いろいろと書いてあるが、一言でいうと、自他非分離の思考(自分と他人を分離しないという考え方)、つまり統合の価値観のことが書いてあるといえよう。
“自己欺瞞”から脱却し、人間の本質に立ち返れ!ということだが・・・。
(H27.2.23)
こんにちは。
ごあいさつありがとうございました。PSはつながらないかもしれないので、
こちらからお返事させていただきます。
体重減量中ですね!!
継続が一番の鍵です!楽しく継続できる何かを見つけていきましょう☆
たまにこちらものぞきますので、体重報告してくださいね!!
自分の小さな箱から脱出する…思い当たることありますね。
思い返したいと思います。
見られてるの意識して頑張ります。数字だけ入れて暗号っぽくてかっこいいと思ってたんですが他の人にも体重で在ることがばれてしまいました((+_+))