創意工夫
年頭において、“創意工夫”という言葉について少し考えてみたい。“創意工夫”とは、今までになかった新しい発想をし(創意)、それらを実行するために様々な手段や方法を試すこと(工夫)をいう。
人間って不思議なものだ。同じ環境で、同じ仕事をしているにも関わらず、一年もすれば、生産性に差がついてしまうことが多い。その原因の一つが “創意工夫”の差だと考える。
仕事に対する日常の心がけが違う。?何のための仕事か?(目的意識)、?今のやり方でいいのか?(問題意識)、?どうすれば皆の協力を得られるか?(最善意識)、?どうすれば生産的であり得るか?(生産性向上)、とにかく“創意工夫”を惜しまないのである。
“創意工夫”の狙いどころは、次の5点だ。
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品質の向上(顧客満足の追求)、? 疲労の軽減(作業の効率)、? 時間の短
縮(提供のスピード、残業の撤廃)、? 経費の削減(予算管理)、? 協働のシステム化(価値観の確立)。
さて、年頭において、いま抱えている仕事の棚卸しをしてみよう。
? 抱えている日常業務でやり方を変えようとしている仕事は、どれぐらいあるだろうか?? 新たな仕事の確保は、どれぐらいできているだろうか?? 今年、手離れさせようとしている仕事は、どれぐらいあるだろうか?これら一つひとつの事に関して、どんな“創意工夫”がなされたのだろうか・・・。
もちろん、各人一人ひとりの“何々”があっても良いと思う。「今年は、“何々”を徹底してやり続けよう!」・・・。
それぞれの“何々”を考えて、ぜひ生産性の向上に努めてもらいたい。
(H27.1.5)