目標

”多聞言葉”シリーズ(クハ-08)

目標設定

 

 

 「“目標設定”って、何だろう?」 その意味を考える必要がある。“目標設定”とは、一言でいうと自分の覚悟を決めることである。つまり、何ができるかではなく、何をしたいのか、自分の成し遂げたいこと、やりたいことを明確にすることである。そのように考えると、一番大切なことは他人から押しつけられた目標ではなく、自ら選んだ目標であるかどうかである。

 さらに覚悟を深めるために必要なことがある。それは、「なぜしたいのか」を考えることだ。その目標に対して、どうしても達成したい理由があれば、途中で投げ出すことはしないからである。

 このようにして、価値ある目標が明確になれば、あとは達成のための最適な手段の選択である。昔から「目的は一つだが、そこへ到達する手段は無限にある」といわれている通り、成功者の事例も踏まえて、思いつくことすべてリストアップすることだ。

 この段階であろう、現実的であるか否かの議論は・・・。つまり、目標は現実的であるかどうかは、どうでもいいのであって、それを達成するための手段の選択こそが、現実的であるかが、問題なのである。

 そして、いつ、どのように実行するのかを決める。

 “目標設定”とは、覚悟を決めることであるから、当然ながら結果を出さなければならない。つまり、“目標設定”の段階で、目標と手段の選択そして実行・検証までのプロセスがイメージできていることが肝心だ。今自分自身では大きな目標があります。

 それは縄文杉を見に行くことです。不思議に思われるかもしれませんが現状では不可で在りなおかつ達成しなければいけないのである。

(H26.4.14)