”多聞言葉”シリーズ(クハ‐09)
卓越性
“プラスα”の価値について考えたい。
「卓越性とは、ずば抜けた凄さ、群を抜いて優れているという意味です。本日のテーマである“卓越性の追求”とは、最高の自分を求めて成長していくプロセスであり、自らの成長の源泉となるテーマなのです。その追求は、仕事の質を変えるだけでなく、人間そのものを変えるがゆえに、重大な意味があるのです・・・」
『あるべき姿−現状=差』を自己成長の課題として捉え、『“その差”(問題)を埋めるために何を為すべきか』を徹底して考え抜いて目標化し、『その差(目標)を埋める戦いを日々実行し、検証する』・・・・・。
まさに、『仮説〜実践〜検証』という経営サイクル、多聞会が行っている目標管理の要諦そのものである。
その差を埋める日々の戦いで、大切な心構えとは何か?それが“プラスα”を求める姿勢ではないかと気づいたのである。
例えば、こんなことでもいい・・・。今日一日、一生懸命頑張って、予定の仕事がすべて終わったとしよう。少し、時間があるから明日の分までやっておくか。これも“プラスα”である。
依頼があったダイエットのための戦略データを作成し終わった。そのデータを使ってフルマラソンへの参加提案書をつくってみる。つまり、お客様の求めている以上のサービスを加える。これも“プラスα”のサービスの提供である。
他にも、考えられる“プラスα”がたくさんある。「必ず昨日の自分を追い越そう」という気持ちをもって生きることは、やはり成長にとって大切なことであるし、そう思っていると思う。
あるべき姿と現状との差を埋めるという考え方は、まさにそうであって、“プラスα”の非連続性(変化)である。
“プラスα”の生き方って、余力を残さない、明日のためにセーブしないという「今日、
すべてを人生にグランドに投げ打て!(Leave everything on the field today!)」(ヴィンス・ロンバルディ)の生き方へ通ずる。
このように考えると、“プラスα”の心構えで生きるということは凄いことだと思う。時間の充実度の差、貢献度の差、努力の差、自己のエネルギーの出し方の差、考え方の差など、様々な差が“プラスα”によって生まれてくる。
あなたも“プラスα”の心構えで生きてみませんか・・・。
(H26.2.25)