友人の新居を訪ねた。各個温泉が曳いてあり水道水もミネラルカルシュウム豊富な源泉からきてるものらしい。
近くにはヴァイオリンを奏でるカフェがあり空も芸術の秋を感じさせる。各個の住居もガウディを思わせる雷山の
景観にふさわしいものとなっているという意味で『ガウディ』の名を出したのだがここに大きな問題が隠れていた。
未だいつ完成するのかわからないと言うのだ。設計と出来上がりがあり得ない違いがあり不便どころか使用不可に
なる処があったり窮屈この上ないところがあるのです。指定業者限定でこの地域の景観を護ろうと最高の技術者を
そろえていると思った友人はまず引き渡しの時に驚いたのだ。ナ、ナント基礎の土台を支える支柱がずれていて今にも
家がすってんころりんと転げていきそうではありませんか。しかも家の中はほこりだらけだったらしく、そこで一気に信頼関係
がなくなったようだ。近所の邸宅でも夢見た設計を頼んで一級建築士から渡された設計図と完成宅のギャップに落胆を
隠せなかったが言ってもしようがないとあきらめられたようだ。とにかく今支柱のずれは改修されているが想いどうりに完成
するには孫の代までかかりそうだ。