紙こより画の法則
紙こより画とは人生そのものであると創始者の中田伸吾先生は延べられております。よって今回はその人生について話したいと思いますのでご指導願います。
専門書の中でよく使われる言葉に、「法則」というのがある。
いわゆるビジネスモデルでもそうだが、一定のモデル(仕組み)の前提には必ず基本的な考え方、つまり法則と呼ばれるものが存在しているといえる。
法則とは、「一定の条件下で、事物の間に成立する普遍的、必然的関係」をいう。(「因果の法則」「遺伝の法則」など)
周囲の優れた経営者をよく観察すると、自らが関わる事業において機能している法則なるものを自らのルールとして認識し、意思決定している人が多いことに気づかされるだろう。
十数年前に購入していた書籍、『史上最強の人生戦略マニュアル』(フィリップ・マグロー 著、勝間和代 訳)を再読している。
その中に、「誰もが自分自身の人生に責任がある」にも関わらず、自分自身の人生と真剣に向き合わず、自分をダマして、自己欺瞞の中で生きているのではないかと問題提起をしている。
そして、自分自身の人生に主体的に関わり、生きていくためには、自らの人生戦略(LIFE Strategies)を描くべきだと説いている。さらに、そのためには人生戦略に必要不可欠な“人生の法則”を学ぶべきだとし、次の10の法則を紹介している。
- 人生の法則❶ 「ものがわかっているか、いないか」
- 人生の法則❷ 「人生の責任は自分にある」
- 人生の法則❸ 「人はうまくいくことをする」
- 人生の法則❹ 「自分が認めていないことは変えられない」
- 人生の法則❺ 「人生は行動に報いる」
- 人生の法則❻ 「事実なんてない。あるのは認識だけ」
- 人生の法則❼ 「人生は管理するもの。癒すものではない」
- 人生の法則❽ 「私たちは自分の扱い方を人に教えている」
- 人生の法則❾ 「許しには力がある」
- 人生の法則❿ 「自分が求めているものを知り、要求する」
以上である。さすが、法則!なかなか味わいの内容である。
著書の中では、10法則の他に、人生戦略達成のための「目標設定の仕方」や「成功のための要素」などが書かれてある。
結構なボリューム(p429)と内容の濃さがあり、読み応えがある本である。良かったら、一読願いたいと思う。
(R3.8.9)
神戸市北区在住の日本画家谷口亮悦さん(98)が、兵庫県丹波篠山市の城下町にある武家屋敷をモチーフにした自作の日本画を同市へ寄贈した。今後、市本庁舎内に飾られる。(堀井正純)
谷口さんは農業のかたわら、48歳から絵筆を握った。風景画を得意とし、今回の作品「武家屋敷」(縦80センチ、横117センチ)は、現地でのスケッチをもとに2年前に制作。所属する団体の展覧会へも出品した。