以前スタバの豆乳ラテの話にはなんと、、、続きがあった。
全く違う店舗にてあの、、、紳士淑女に出会ってしまいました。
これだけでも何か宿命を感じる(全く何も知る由もないご夫婦?ではあるが)
相変わらずシールを集めておられるのですがその店舗に於いてもほのぼのとした
春お思わせるホットな光景が、そのご夫婦の注文された豆乳系の飲み物には
それぞれ店員さんからのコメントがマジックで記されていて例のシールが一見わからない
ように2枚づつ貼られていました。
”多聞言葉”シリーズ(コハ-09)
勇気
小さい頃から“勇気”を試される場面に遭遇した経験は、多かれ少なかれ、誰にでもあることだと思う。そんなとき、どんな“勇気”を奮い立たせてきたのだろうか・・・。
恐怖心、不安、羞恥心、倦怠感、虚栄心、疑惑、執着心など・・・。何か、自らの意志を貫こうとするとき、これらネガティブな感情を克服し、一歩を踏み出すための“勇気”を奮い立たせる必要がある。
“勇気”を語るとき、昔からよく引き合いに出されるほど有名な言葉がウィンストン・チャーチルの次の名言であろう。
「金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい。しかし、“勇気”を失うことはすべてを失う」「“勇気”がなければ、他のすべての資質は意味をなさない」・・・。
“勇気”とは、自らの信ずるところを貫き通す覚悟の決め方である。
経営をしていると、いろいろな場面で試されるのが“勇気”であろう。誰もが一度や二度ならず自らの“勇気”を試される状況に立たされて、冷や汗や、武者震いを経験したに違いない。
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革新をやり続ける勇気(変化への適応、イノベーションへの挑戦)
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仕事を任せる勇気(手離れさせる不安)
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取引先を選択する勇気
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権限委譲の勇気(執着心)
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泣いて馬謖を斬る勇気(信賞必罰)
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それまでの努力を捨てる勇気(撤退、見切り千両)
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出処進退の勇気(後継者の選定、M&Aなど)
他にも、いろいろな場面で“勇気”が試されるであろう。
経営者の大変さは、組織全体の課題を自分の課題として受け止め、整理整頓せざるを得ないという立場からくる。つねに、気力を充実させておく必要があるのだ。
ニーチェの言葉であるが、「自分をだめだと思ったり、人に対して憎しみを覚えたりしたときは、疲れている証拠だ。そういうときはさっさと自分を休ませなければならない」と。確かにそうだ。疲れている状態を引きずって、“勇気”が湧いてくるはずがない。
ある人はいう、「リーダーにとって大切なのは、胆識である」と。ここでいう、「胆識とは、見識に“勇気”が備わった状態」のことだそうだが、同感だ。信念が伴った知識が見識で、それを実行に移すのが勇気である。
トップリーダーの決断、“勇気”には、往々にして孤独が付きまとうことが多い。それは、大衆迎合しないという“勇気”であり、それがトップの仕事である。
(H27.3.16)
多聞言葉”シリーズ(コハ-08)先延ばし
2月の最終日某専修学校の同窓会で香川県の宇多津と言うところを訪れた。そこでは各一般家庭が雛壇etcを展示、皆に見てもらうという風習があるらしくて本年も100件以上の参加家屋が在りました。その中の一押しを載せて観ました。
確定申告の時期といえば、多くの会計事務所にとって超繁忙期である。うちの顧問して頂いている会計事務所もこの時期全国を飛び回っておられます。
ただ、どんなにバタバタ、気ぜわしくしてようと申告の法定期限までに完了してしまうから不思議だ。もちろん、期限後など言語道断、終わらせてしまわなければ信用ものだから、当然なのだが・・・。
そこで、いつも疑問に思うことがある。どんな状況であろうと、期限になると終わるのであれば、期限の前倒しが可能ではなかろうかという疑問である。どんな仕事でもそうであるが、期限になったから自然に終わるなんてことはあり得ないのだ。そこに必ず「終わらせる!」という本人の意思が働いているはずである。だったら、期限の前倒しだって、本人の意思があればできるのではないか?
だが、現実はそうならない。前倒しどころか、何だかんだと言って“先延ばし”をしてしまう傾向が強いのだ。そこで、「なぜ?」という疑問が生じる。
すぐにやらず、“先延ばし”をする、何らかの理由が存在するのであろう。
? 面倒なこと、嫌なことと、向き合うのを避けている。
? 忙しい、つまり時間がないことを口実にしている。
? 計画を立てるが、日課として実行に移さない。
? 暇だから、いつでもできると思う。
? 人間関係の煩わしさを避けている。
? 眠い、だるいなど体調の悪さを言い訳にして明日に延ばす。
? 誰かがやってくれることを期待している。
? 行き詰っているのに、その事にしがみついている。
少し、考えてみても、けっこうな理由が思い浮かんできた。他にもあるのだろう・・・。
では、“先延ばし”の対策はどうだろうか?
明白なのは、「何も行動しないのに、何かが成し遂げられるということは、絶対にあり得ない」ということである。“先延ばし”によって、事態が悪化することはあっても、好転することはあり得ないということを自覚すべきである。
“先延ばし”の理由をいろいろ述べでみたが、要は「やるか、やらないか」の決断の問題であり、“けじめ”のつけ方なのだ。
「“先延ばし”は、今の時間からの逃避!」 そう考えると、じつにもったいない話だ。
日々けじめをつけた積極的な行動においてしか、叶う成果は得られないのである。
(H27.3.2)